以下は個人的メモとして茶太買いの記録。茶太氏の歌が収録されていたら深く考えることなくとりあえず買い求めることを心の習慣としているわけだ。少しはたまってきてしまったかしら、と不安になったので自戒を込めて持ち物を羅列することにしました。もちろん体質上ノートやデスクトップ上にてスタンドアローンの状態でメモやリストを作成し待機させておくことができないのでこの地を利用して作成し適宜更新していく所存です……とまあ若年性アルツがいつ発症するかわからないので念のため。しかし同人ショップで東方アレンジCDなんてものを買うことになるとは思わなかったなあ……。(主な買い求め先:とらのあなメロンブックスらしんばんK-BOOKS、YAHOO AUCTION、その他イベント等)(微妙に錯時的)

『SoulS』Campanella(2003)
02."ヒポポタマス"
08."やまと"
13."誓い(蒼くて綺麗なもの)"
15."コンピューターおばあちゃん"
『+誓い+』ウサギキノコ(2003)
◎関係の音楽というか機会の音楽という感懐を持つ。
たとえばよく引き合いに出されるであろう霜月はるか氏の活動を眺めていると
音楽が好きなんだろうなあと思うしその想いを支える世界観が随所に垣間見え、
なおかつ「これで食べていくのだ」という意志を受け取ることができる。
同様に片霧烈火氏ならばやりたいこと形にしたいことが抱えきれないほどあり
また何でも片っ端から口にしてみなければ気が済まないとでもいうような
ほとんど物象化された精神の産物みたいな印象を受け思わず微笑んでしまう。
しかし茶太氏はよくわからない。まるで腰を落ち着けるということを知らないかのようだ。
souleaveの新譜をできれば継続的にリリースしてくれれば嬉しいのだけど
ミニライヴを二回ほどやったあとまた新しいユニットに参加している。
そのmy sound lifeについては(4月2日時点では試聴だけしか判断材料がなく
しかもその試聴音源があまりにつかみ所がないので(いいか悪いかも判断できない。
する気もないけど。語りが入りそうなのでそこには期待しますが))ともかく、
いままで聴くことがかなったいずれの曲も(もちろん「ねんまつのうた」とかも)
(あ、でも「よつのは」はちょっとちがうかもなあ、とも思う)
茶太と親和性が高く、また茶太自身も曲との調和と共鳴のただ中に立ち現れている。
ちょっとぼんやりとした、頼りなげな活動様態がふらふらと人のあいだを縫い進むうち
様々な機会を産み、そのたびごとの音楽があらしめられていくような……
とはいえ茶太は触媒ではないし職業歌手の類でもありえないというのは
聴けばたちどころにわかる。抑えてもどうしても漏れちゃうこぼれちゃう……のではなく
ただ機会があった、音楽があった、そしてそれは他ならぬ茶太であった、ということだ。
このアルバムに"living"のようなパンチとか説得力のようなものはないけど
決して音楽自体はぼんやりしたものでも頼りなげでもなく、
緩やかにいつまでも聴いていられるような……まさに鳴る一音一音、
口にされる一言一言が茶太自身として響く機会を満喫しているかのようだ。
中でも「バランス」は象徴的な一曲ではないかと思う。
近づいたり遠ざかったりする足取りの確かさ、
そして絶妙なさじ加減の感情を置いていかれてしまう……。
まことに個人的な話ではありますがいまではこのアルバムは
ヴァージニア・ウルフ『燈台へ』のような小説と同質の想像力の温床となっています。
しかし岩波文庫版の異様なまでの読みやすさは何なんだ……ラムジー氏にはちょっと泣けるし。
そもそもウルフを前衛扱いして人々の手から遠ざけてきたのはいったい誰だ?
『MELANCOLLAGE』Barbarian On The Groove(2004)
04."白い月の夜"
『涼』doll〜歌姫 vol.3(2004)
05."My cowardly heart"
07."ずっとそのままで"
『ムネノイタミ』茶太(2004)
『蒼昊の恋歌』ANCIENT COLORS INFINITY VOL.2(2004)
『Exodus』少女病(2004)
11."Exodus"
『Spread Colors+』XL Project(2004)
01."blooming wind"
10."パラレル・メグメル−feat.茶太"
茶太英語の魅力のすべてがここにある。
でたらめな軽みと疾走感、捨て鉢寸前で身を翻すその接触面の柔らかさ。
lala,AISHITERU?って……やられた。かなり心得ている。
彼女の歌声は麻枝氏の詞とも相性がよいというか親和性が高いように思うのだが……
riyaのように(稀にだけど)露骨に音を外すこともないし(『かしまし』の主題歌とか)。
いや、好きですが。
『未来のエネルギー』SideProtea(2004)
『WINTER MIX 2』COMIC TORANOANA(2005)
09."Sleeping snow"
『TAOS PUEBLO』Babarian On The Groove(2005)
03."風が流れる刹那"
『Tirnanog』少女病(2005)
06."マグ・メル"
08."小さなてのひら -English Ver.-"
『LE MONDE MUSICAL DE』Barbarian On The Groove(2005)
05."どこかではない、ここで"
06."或る少女の見た夢"
10."カタルシス"
『XL ZONE vol.2』XL Project(2005)
11."bird"
『berpop melodies & Rimixies』Campanella(2005)
01."嘘"
『Real』少女病(2005)
07."願いが叶う場所"
11."Real"
『living』souleave(2005)
『東方小曲集-唯我独尊-』XL Project(2005)
13."Weekend Clock 〜週末に鳴る終末の時計〜"
『Liberty』emroots(2005)
11."E.S.F 〜Endless Snow Flakes〜"
ORBITAL MANEUVER phase:two anemotaxis』大嶋啓之 feat. 茶太(2006)
茶太英語は早くも完成の域に達した。
それも当然だと思わせる理知と抑制がアルバム全体をやわらかく覆っている。
信じられないほどの高度から緩やかに降り注いだあとやがて身体のまわりに漂いはじめる、
その夢心地はたしかにその内に根拠を孕まず触れた途端に弾けて霧散しそうだが
実際にはそんなことはない、なぜなら夢というのは必ず見ている「誰か」が存在するからだ。
いまだ見つづけている。
『geotaxis』を聴いた時点ではここまでのものは期待していなかったが……。
詞は曲として、曲は歌として、歌は音として、音は詞として。
『WINTER MIX vol.3』COMIC TORANOANA(2006)
03."静寂"
◎素晴らしい。でも妙に音量が小さいんですが……。
『Seven』Barbarian On The Groove(2006)
01."天使の翼"
◎抑制されている。
感興に乏しいがアルバムとしてはきれいに位置づけられていると思う。
アルバムとしては前作より聴き応えがありますね。
茶太ソングとしての旨みはあまりないものの毎度こんな感じなのでOKです。
しかし霜月んはBOGとの相性がいいようですね。『Diorama-Shade』も悪くなかったし。
羨ましい限りです。
『fractal』my sound life(2006)
◎インターバル集というか効果実験集のような印象。
聴き流そうと思えば聴き流せるつかみどころのなさだが
注意して耳を傾ければところどころでよい響きを拾うことができる。
全7曲30分というそこそこの分量であるにもかかわらず判断できないし判断させない、
その是非はともかくとしてフルアルバムに対する期待は高まった。
高めるために聴かれるものだ、とまでは言わないけど。