2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

先月観たポール・トーマス・アンダーソン『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は観客を幕引きと同時に起立と快哉の喝采に駆り立てる作品だったとは思う、実際には腰を浮かしかけながらも緩慢に喉を上下させるだけでそのまますぐに腰をおろしたのだけど(シネコ…

ついさっき万田邦敏『接吻』を見て帰ってきたところ。こういう映画を観て即座に内容に立ち入った感想を口にしてしまうのは品がないとは思うし、そうせざるをえないのならば残念なことだなあと予定調和的な一抹の情けなさと侘びしさを禁じ得ないのだけど、大…