2007-01-01から1年間の記事一覧

すわ!良い生地じゃない!(感嘆)

昨日はいろいろと音源が届いた。モノポリーズ、にせんねんもんだい、テニスコーツ(1stです)、ECD、日比谷カタン。大本命はモノポリーズで、数日おきくらいで無性に聴きたくなるのでそのたびMySpaceに足を(指を?)運んでいたのだけど、もはやそれでは飽き…

バイオショックだよ!

つい先日その名前を耳にし、「bioshockってなに?biohazardの親戚?」などと平気で口にするいわばXBOX360(サンロクマル)情報弱者っぷりを隠しもせぬまま二ヶ月ぶりくらいにXBOX LIVEに接続し、大胆なシステムアップデートに戸惑いながら新作デモの項目を見…

BSマンガ夜話を見終わった日の寝る前にたしかに「登録」したはずの記述が見あたらなくて、「?」と首をかしげながら画面を下にスクロールしていたらなぜか11月20日分の記述として登録されていた。きもちわるいのでとりあえずそれは削除して、でも一度書かれ…

BSマンガ夜話、二夜目の五十嵐大介『魔女』がかなり面白かった。のっけからいしかわじゅん全回転。もう、これが見たかったんだよ! という感じ。昨夜は声の調子が悪かったように見受けられたのだけど今夜は別段そんなこともなく、本気で作者の技量に惚れ込ん…

先日今年観た映画はどうだったのよ汝のベストはどうなのよああん?と詰られるように問われ、うーん今年は映画祭みたいなのにも参加していないし例のごとく月平均で1.5本くらいしか観ていないんだけど、と断りを入れつつ、サッド・ヴァケイションかブラック・…

バーチャル世代コワイわー

PLASTIKMAN『CLOSER』を聴いていたんですがこれがまたCDが取り出しにくい。海外でよくある薄い紙のケースの中にもうひとつ厚紙のケースが入っていてそこに裸のディスクが滑り込ませてあるのだけど例によってサイズの余裕がきわめて乏しくギチギチにはまって…

近所にある四日ごとにすべての商品と価格が入れ替わる全品均一単価(220円〜5,000円くらいまで)の古本屋であるところの天牛書店で二週間ほど前に双葉社の吾妻ひでおコレクション一揃いが世間の相場は知らないがかなりの安値と思える値段で売っていたので(…

だんごっ、だんごっ

久しぶりに『30minute night flight』を聴いていたのだけど、はじまりはいかにも坂本真綾という感じではじまりながらもアルバムが終わる30分間の短い間にそのことを忘れさせる、ふとチューニングが甘くなり情報と鳴っている音の同定がかなわぬままぼんやりと…

再び妙にはまっているのがこのCRAZY PEOPLE『Bedlam』で、トチ狂って傑作と叫んでもイマなら悔いはない。買ったときはモンドとかラウンジ音楽のコーナーにあったような気がするのだが(何もかもが)抜けきっているのでどうしていいのやら。いつもの悪癖に倣…

ポイント制が微妙に煩雑かつ主に偶発的・散発的な客にのみ利するように変更されたので自然に足が遠のきつつあるのだけどともかく平日の昼間に降りてくるささいな啓示に衝き動かされ即日受け皿となってくれそうな大きな店舗は手近なところでは他にないのでと…

ニコニコ動画で某首相辞任を知った。岡田斗司夫のGyao(「世界征服宣言」というひとりしゃべりの番組を何度か単発でやっていて、九月から「ひとり夜話」とタイトルを変えレギュラー化したのだけど、web放送で視聴者からのチャット・メッセージを交えながらで…

吐血サービス入りました

別のところですでに述べたことですが、重ねていっておきたいことがあります。それは青年期以来、幸福のときも不幸のときも、私が「自殺」は唯一の解決策であり、私の一切の問いに対する完璧な答えであると思わずに、一日たりとも過ごしたことはなかったとい…

あ、そういえばダムタイプのインスタレーションの名残が「パルティッタ」には漂っていて、トーク終了後明るくなってから座席の前に横たわっている長い箱形のスクリーンに近寄ってみたらうっすらとその上を映像が明滅しながら滑り徐々に光に吸い込まれていこ…

『わたしのあきらクン』って漫画があったよね

小学生のころ忌み嫌いながら繰り返し読み毒づきながらうち捨てつつなお拾い上げて読んでいたんだけど(関係ないが岩館真理子『ふたりの童話』の復刊を心より願う)。というわけで開催二週間くらいまで露とも知らなかったし結局当日まで告知らしい告知を目に…

事あるごとにただ単に自分が気に入っただけ趣向が一致しただけ妙なツボに入っちゃっただけのものを傑作である必見である超絶最高すばらしいと吹聴してまわり問い返されぬうちにしかめっ面でだんまりを決めこみわざとらしく咳きこんだりしながらどこ吹く風で…

明日アテネ・フランセの山形国際ドキュメンタリー映画祭特集でフレデリック・ワイズマンの『メイン州ベルファスト』をやるじゃないか、やるんじゃないかぁぁぁぁぁぁ!! 土日なら東京にいるのに、いたのに……。『リトルバスターズ!』が退屈で笑いがひたすら…

偉いぞ青空文庫(というか入力者氏)。Андреев Леонид Николаевич よい訳だなあ、でもなんか語彙が古めかしいなあ……と思いながら読み終わって作品情報をみたら翻訳者は森鷗外だった。こんなことを言うのもなんだがさすがの慧眼にひたすら恐れ入る次第。 レリ…

沐浴リンボにて、シュティフター読んで湯治気分

まあ「そんな気分」なんです、というわけ。七尾旅人(かき集められた数々の無駄、そして声と音と美しい旋律が二枚組にギュウギュウに満たされ、スカスカに散りばめられる。Paul Mccartneyはかつて使い道のない中途半端に出来上がった曲でメドレーを組み上げ…

本当に『鏡の法則』ってやってくるもんなんだなあ……ひたひたと、微弱な気配はその濃厚さを増し、旋回しながらにじり寄ってきていると思えばある日いきなりふっと跳躍して鼻頭が擦れあうほど間合いを詰め、半信半疑なのかちょっとはにかみ、「ねえ、知ってる……

『鏡の法則』がやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ!

路傍の羊小屋にもとうとう。で、なんか一日中七尾旅人の「エンゼルコール」が頭から離れなくて厄介なので憑き物やら肌にこびりついたうろこくずやらを落とすため『Heavenly Punk : Adagio』 を買いにタワーレコードに寄ったのだけどなぜか売っていなくてしょ…

柳下毅一郎氏のblogにてアルフレッド・ベスター『ゴーレム100』のゲラがすでに出来上がっていることを知る。待ちましたよ。国書刊行会のサイトでは六月発売予定になっていて、それさえ知らなかったんだけど、まあ今月中の発売はなくてもさすがに年内発売は堅…

偽善者ぶる為善者、すなわちツンデレの謂われ

昔「怖いのは音楽が流れていない部屋」とうそぶきながらパチンコ玉と引き替えに景品として得てきた、つまりはそうやって得られる程度のもはや唖然ともしない畑の肥やしにもなり得ないようなJ-POPを象る有為の銀盤を機械に任せて擦らせる音がお香の控えめな匂…

Paul Mccartney『Memory almost full』を買った(あとは首吊りジャケと一曲目の金属の内側でたわんだようなギターの響きが最高に相性のいいSTAINED GLASS『CRAZY HORSE ROADS』(本編は暗くもないしグロくもないいたって良好な音楽。アシッド・フォークとか…

じんるいはすいたいしてください

人類の文明曲線がy軸に対して垂直になってしまう前にとっとと衰退しちゃいましょう。明日からでもほら。ねえ。衰退後の人類、というと藤子・F・不二雄「老年期の終わり」を思い出す。最近では『まなびストレート!』に通奏するひんやりと湿った薄暗さもまた…

私的メモとして

『電脳コイル』の録画にまたもや失敗して塩加減が上昇の一途をたどりつつあった自分自身に朗報。来月に控える五話一挙再放送だけは録り逃すまいとの固い決意をここに記す。単に忘れないために。いちおう先んじて予約は入れておいたがHDDレコーダーの容量が水…

光合成は大人の嘘だ

ビデオを整理していたら録画したおぼえのないチャップリンの短編映画に行き当たったのでニヤニヤしながら眺めているとエンドテロップのところで「music composed by DENNIS WILSON」という文字が大写しになり、だめ押しのように「音楽 デニス・ウィルソン」…

お掃除ソング

John Lennonの最晩年の歌に"Cleanup Time"というものがあって、別段たいした曲でもなくふだん思い出すことは稀ではあるのだが掃除をはじめるとなぜか頭のなかで自動演奏がはじまりホウキやちりとりや掃除機が『魔法使いの弟子』ばりに踊り出す。で、いま我が…

ナーヴァナとナボナって似てるよね

喜びより先にいったい何事だこの薄ぼんやりした安っぽいジャケは?という感想が浮かぶのだがともかく待望の『悪魔のいけにえ』再刊が六月に決まっていたことを遅まきながらに知る。ジャケは変だがこのご時世に再刊までこぎつけたその労苦に免じてここはやは…

閉店準備をはじめ山のような段ボールが表に出された難波sofmapの前を通りがかったら黒沢清似の警備員がいて二三台店舗の前に駐車しっぱなしだった自転車を抱えて壁側に寄せていた。何気なく店舗の方に顔を向け、この時間帯によく見かけるホームレスの二人組…

岡田利規によるワークショップ&パフォーマンス発表公演『奇妙さ』。早めについたので伊丹駅の近辺をウロウロしていたら電光掲示板にて今日の天気「くもり」という明白このうえないというかただちに空を見上げた方がよっぽど迅速かつ精確に得られるであろう…